セクション1 「ヒューマンエラー・概論 -2『原因論』」 コース000003

セクション1
「ヒューマンエラー 原因論コース開講の趣旨」

当コースは、コース000002「ヒューマンエラー・概念論」を前提とした、それに続くシリーズである。

コース000002にて、組織運営からの観点を前提として、ヒューマンエラーの定義を明確にした。※1 そこで、次は、ヒューマンエラーの原因について考察する。

前コースでも述べたように、ヒューマンエラーの原因は、ケースを特定しない限り明らかにできない。が、ケースを特定すると、「概論」に留めることによりどの業種においても参考になるように、との趣旨が損なわれる。

したがって、当コースにおける「原因についての考察」も、概論としての考察に留める。ケースを特定しての具体的な考察は、次期開講予定のケーススタディにて行う。また、引き続き、組織運営の観点から行い、認知心理学、行動科学、安全工学等々の観点は持たない。

では、以下、前半を「事故・災害の原因としてのヒューマンエラー」※2、中盤を「準ヒューマンエラーの原因」、後半を「ヒューマンエラーの原因」に割り当て、記述する。

なお、繰り返しますが、当コースはコース000002が前提となるので、以下を読む前に、必ずコース000002の受講を済ませておいて下さい。


※1:
「危ないと分かっていながらも、つい犯してしまう過ち、うっかり犯してしまう過ち」がコース000002での定義であるが、この定義文に関する付帯解説も含め、極めて明確にしたので、当コース受講前に、必ず000002「概念論」を受講して下さい。

※2:
「事故・災害の原因としてのヒューマンエラー」においては、ヒューマンエラーを因とし、事故・災害を果として、両者の関係を見てみる。


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