雇用区分 コース000070「人事制度の構築と運営の方法」パート5・人事制度の用語の定義

■ 雇用区分

【当人事制度における定義】
雇用契約の違いを表した枠組み。

【備考】
まず、参考図ー1「雇用区分・拡大版」にあるように、使用者側(雇用者側)と労働者側(被雇用者側)の枠組みがある。これを前提にして、いわゆる正社員・正職員の領域にスポットライトを当てると、参考図ー2「管理職・未管理職の区分と等級」のようになる。

<参考図ー1>

<参考図ー2>

つまり、使用者側はさておき、当人事制度の観点からした雇用区分は最多、「未管理職」「長期雇用フルタイム時給労働者」「臨時従業員」「パートタイマー」の4つとなる。
なぜ最多というのかといえば、当人事制度は、一応いわゆる正社員・正職員の領域にスポットライトを当てた人事制度であり、「長期雇用フルタイム時給労働者」を当人事制度の枠内に入れることはいわばオプション的な選択肢となるからである。
なお、遠い将来「いわゆる正社員・正職員」の社会通念が消え去る可能性があると私は思うし、また私はそれを推進すべきとの立場にある。そうなった暁には、当人事制度でいう未管理職はみな使用者側にまわり労組結成権を放棄するか、引き続き労働者側に残り労組結成権を維持するかの選択が迫られることになろう。
もし後者を選択した場合には、雇用区分は未管理職という呼び名よりも、「年俸制フルタイム労働者」といったような呼び名のほうが適切となろう。


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