給与ベース コース000070「人事制度の構築と運営の方法」パート5・人事制度の用語の定義

■ 給与ベース

【当人事制度における定義】
考課結果のみならずその他個人的属性を一切反映させない、誰でも最低限もらえる共通額の月給要素。

【備考】
上記で言う「誰でも」とは、管理職・未管理職の区分も関係なく全員という意味である。当人事制度にとってはオプション扱いとなる「長期雇用フルタイム時給労働者」や「臨時従業員」「パートタイマー」は含まれない。
「給与ベース+年齢給」の組み合わせにて「年齢給テーブル」に額が示される。このテーブルに示される額は、各人の賞与の算定基礎額となる。
一般で使われる「ベア」(ベースアップ)で言うところの「ベース」と全く同じ意味だといいのだが、新聞記事等を観察していると、意味づけがバラついたり揺れたりしているように見えるので、似ているようだが、一応独自の概念とする。
インフレ・デフレ、または会社の経営状態等に応じてアップ・ダウンさせるのはこの「給与ベース」とする。その面でも、一般で使われる「ベア」(ベースアップ)で言うところの「ベース」と全く同じように見えるかもしれない。しかし、いわゆる「ベア」においては、毎年流される春闘などの労使交渉に関するニュースからすれば、当コースで言うところの「給与ベース」以外の賃金要素もひっくるめて、その標準額を引き上げる行為をベアと呼んでいるケースがある。そうならば、いわゆる「ベア」の「べ」と、当コースで言うところの「給与ベース」は、やはりコンセプトが異なる。


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