日常指導 コース000070「人事制度の構築と運営の方法」パート5・人事制度の用語の定義

■ 日常指導

当人事制度における固有の定義はしていないが、当人事制度において欠かすことのできない主要な行為。なぜならば、人材(人財)育成主義の当人事制度においては、参考図のように人材育成のPDCAのサイクルを回し、それには期中の、上司による日常指導が必須だから。

もし日常指導をサボタージュしていない役職や職制がいることが発覚した場合には、組織としては懲戒制度を用いてでも、厳しく処断する。ともかく、日常指導のサボタージュは、役職や職制としての仕事を放棄したも同然だ。

もっとも、当人事制度でなくても、上司による日常指導は大切だと思う。或る程度適切な採用をしているとの前提に立てば、特に若い世代の育成は、日常指導の有無と、指導の内容の適否次第で大きく異なる。この認識は、世間全般に定着していると思うが、いかがだろう?

なお、日常指導のあり方について、上司側の基本スタンスを勉強するには、K.ブランチャード/S.ジョンソン著の「1分間マネージャー」ダイヤモンド社がお勧め。面白く短時間で読める。たとえ異常なほど多忙な人であっても、いや、異常なほど多忙な人こそ、部下を持つ以上はぜひ読んで欲しい本である。


<用語の目次へ戻る>