パート3・セクション5 コース000070「人事制度の構築と運営の方法」(MM式チームワーク主義育成型人事制度)

<パート3>

■セクション5「作業項目一覧表」(職務分掌マニュアルの一部)

「作業項目一覧表」とは、職務分掌マニュアルの主要な一部(構成要素)ともなる表である。
職務の上で、つまり組織運営・業務運営の役割分担の上で、実際に行うべき、および、行えるようスタンバイしておくべき作業(小単位の仕事)をマトリクス型の一表としてまとめたもの。

フリーWebカレッジ 組織運営学科 コース000070 添付図 ©蒔苗昌彦

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職務分掌マニュアルは4つのパートで構成されるが、「作業項目一覧表」はその第2のパートに配置される。
MM式チームワーク主義育成型人事制度においては、パート2のセクション1「人材育成のPDCAサイクル」やセクション4「仕事の構成と賞与までの流れ」にて示したように、サイクルのPの段階、つまり期首に各人の「仕事の設定」を行う。その際、職務の内容の設定または確認のために「作業項目一覧表」を用いる。

MM式であろうとなかろうと、つまり私が提唱するものでなかろうと、職務分掌マニュアルは、人事制度の導入の要否に関係なく、それだけで存在しても構わない存在である。なぜならば、人事制度の導入の要否に関係なく、組織は運営されなければならず、業務は運営されなければならず、そのためには各職務の責任/権限、手順等が明らかになっている必要があるからだ。

しかし、あらゆる職務について職務分掌マニュアルを作りなさいとは、私は言っていない。職務分掌マニュアルが不要な職務、作るまでもない職務は、その組織の運営の条件にもよるが、色々あるだろう。実際に、職務分掌マニュアルがなくとも滞りなく職務が遂行されているケースは多くあるはずだ。

したがって、職務分掌マニュアルの構成要素であるところの「作業項目一覧表」は、たとえ職務分掌マニュアルを導入した組織であっても全ての職務に関し揃うことにはならないだろう。
だが、MM式チームワーク主義育成型人事制度を導入した組織においては、職務分掌マニュアル丸々はいらないが、「作業項目一覧表」だけは全ての職務に関して揃える必要がある。

「作業項目一覧表」の作り方は、コース000030「職務分掌マニュアルのあり方・作り方・使い方」のパート2のセクション4とセクション5で詳しく説明しているので、そちらを受講のこと。そちらを受講すれば、右図以外のサンプルもご覧頂くことができる。


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